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知覚過敏について

今回は知覚過敏についてのお話です。

知覚過敏とは、歯の一番硬いエナメル質の内側にある、柔らかい象牙質が露出してしまう事です。

甘いもの、冷たいもの、温かいものを食べたり飲んだりした時や、歯ブラシが当たった時や風に当たった時に歯に一瞬ピリッとした強い痛みやしみることを感じる症状が出ます。また、歯肉が下がり根の部分が露出する「歯肉退縮」が起こりしみることがあります。

では、その原因は何でしょうか?

原因とされているものは主に4つあります。

まず1つめは、歯ぎしり・食いしばりです。寝ているときだけではなく、日中にも歯ぎしり・食いしばりをすることはあります。そうすることによって、エナメル質が摩耗し、内側の象牙質が露出してくるからしみるのです。

2つめは、歯を磨く時の歯ブラシのチカラが強すぎることです。ゴシゴシ強く磨くとエナメル質が摩耗してその内側の象牙質が外部と近くなりしみやすくなります。

3つめは、酸性の食べ物や飲み物を頻繁に摂取することです。ではどんなものが酸性でしょうか?炭酸飲料やお酢が酸性なのはよくご存じでしょう。果物・ワインや紅茶、ケチャップやドレッシングもそうです。これらの酸性のものを過剰に摂取し、長時間お口に含み続けていると歯の表面のエナメル質が溶けてしまいしみる症状を引きおこす原因になります。

4つめは、ホワイトニングです。ホワイトニングの薬剤が歯の細かいヒビに染み込み、しみるという症状が起きることがあります。

その改善方法です。

お家でできることは、知覚過敏用の歯磨き粉や、高濃度フッ素配合の歯磨き粉を使って、柔らかめの歯ブラシでやさしく磨くことです。強く磨かないようにしましょう。

また、歯ぎしり・食いしばりの予防にはマウスピースを使いましょう。マウスピースを装着することで歯の負担を和らげます。そして、酸性の食品の摂りすぎに注意し、取り方を考えたりすることがお家でできることです。

歯科医院では、マウスピースを作る。

しみる部分にしみる症状を抑えるお薬を塗る。

歯の根元が見えてきてしみる場合は、白いプラスチック素材の材料を詰める。

そして、歯を強くする再石灰化を促すために定期的なフッ素塗布すること、などでしみる症状を軽減することができます。

 知覚過敏をむし歯だと勘違いしてゴシゴシと磨いている方が多くみられます。これは歯を余計に痛めつけて逆効果になってしまいます。自己判断せずに、ぜひ歯科医院でご相談になってくださいね。

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医院名
医療法人のはら歯科クリニック
住 所
大阪府堺市南区鴨谷台2-1-7
ダイエーデッキ出口前
電 話
072-294-8241

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