乳幼児のバイオセラピー
12月のブログにも少しお話しましたが、今月もセミナーに参加したときのお話をしたいと思います。
- 歯列不正の原因に、顎の成長不足(叢生)が40%
- 悪いクセ・悪い習慣(上顎前突・下顎前突など)が40%
- 生える歯の位置が悪い・歯の数が多い・歯の数が少ないが20%おこります。
これらは理由があって歯並びが悪くなるので、正しい姿勢・嚥下・呼吸・食べ方を赤ちゃんのころから獲得すれば、矯正治療は必要なくなるのではというお話でした。
その内容は、生まれてから3~4か月頃までは、胎内に近い環境にするために、まんまる抱っこにしたり、発達の順序性(寝返り→ずりばい→ハイハイ→自座位)を守る。特にハイハイはしっかり行う。
首がすわったら、授乳するとき、お母さんが正しい姿勢で赤ちゃんの首を支えて、赤ちゃんのお尻を上げ、大人でも飲める姿勢にしてあげる。口呼吸を防ぐには頭を支える事。
口を触る=赤ちゃんは原始反射があるので、赤ちゃんの唇を綿棒で触ったり、舌と口の中、周りを触るとお口を閉じるそうです。
また、前歯が生え揃う1歳前後からは、手づかみ食べをさせましょう。
奥歯が生えてくる1歳半くらいからは、食べ物の大きさ、硬さに変化をつけて「噛む」という感覚をきたえましょう。
正しい食べ方により、発育が刺激され、乳歯のときに隙間がない子どもでも、期待できるようです。
たくさんお話を聞いた中のごく一部ですが、ぜひご家庭で実践してみてくださいね。